教職情報

取得できる教員免許の種類

化学コースでは所定科目を履修することにより卒業時に学士の資格と下記の教育職員免許状を取得することができます。これらの免許は複数取得することも可能です。化学コースでは高等学校教諭一種免許状 [理科]と中学校教諭一種免許状 [理科]の両方の取得を目指す学生が多いです。

高等学校教諭一種免許状 [数学] [理科] [情報]
中学校教諭一種免許状 [数学] [理科]

教育職員免許状を取得するためには

「卒業(学士取得)に関する科目」に加え、「教職に関する科目」「教科に関する科目」「教科又は教職に関する科目」をそれぞれ規定単位数以上修得する必要があります。

詳しくは近畿大学教職教育部のホームページを参照して下さい。

理科の免許を取得するためには?

「教科に関する科目」のうち理科系の科目(主に化学コースで開講)を履修する必要があります。これらの科目は化学コースの学生が卒業(学士取得)するための科目とほとんど同じですので、「卒業に必要な科目」+「教職に関する科目」を履修することにより[理科]の免許を取得することができます。高等学校教諭一種免許状 [理科]中学校教諭一種免許状 [理科]では規定単位数の配分が若干異なりますが、同時に取得することが十分可能です。

数学の免許を取得するためには?

「教科に関する科目」のうち数学系の科目(数学コース開講)を履修する必要があります。化学コースでは他コース(数学コース・物理学コース)で開講されている科目の単位を「卒業に必要な科目」の単位(専門科目・選択)として認定されますので、効率よく[数学]の免許を取得することができます。高等学校教諭一種免許状 [数学]中学校教諭一種免許状 [数学]では規定単位数の配分が若干異なりますが、同時に取得することが可能です

理科と数学の免許を両方取得するためには?

「教科に関する科目」のうち理科系と数学系の科目を履修する必要があります。もちろん履修しなくてはいけない科目数は増えますが、化学コースではともに「卒業に必要な科目」の単位としても認定されますので効率よく両方の免許を取得することができます。複数の免許を取得することにより教員採用時の幅が広がります

情報の免許を取得するためには?

「教科に関する科目」を情報系の科目(情報学科開講)を履修する必要があります。これらの単位は「卒業に必要な科目」の単位(専門科目・選択)として認定されますので、効率よく[情報]の免許を取得することができます。

教員採用対策講座、化学教科教育演習

化学コースでは教員志望の学生を対象に、「教員採用対策講座」と「化学教科教育演習」を開講しています。

教員採用対策講座

教員採用試験の受験を支援するため、受験対策講座を開設している。講義内容は1次試験対策として教職教養科目と一般教養科目を中心に演習を行い、2次試験対策として、主に中学教員免許の受験を対象とした数学、物理、化学、生物、工業分野の問題を中心に演習を行う。さらに模擬面接を行うことによって面接に対応する能力を養う。また中学生を対象に理科実験の指導方法を学習する。

「化学教科教育演習」(3年生時)

1年生開講の演習科目に先生の教育補助として参加し、後輩に問題の解き方や考え方を教えます。自らが学んできたことを教えるという経験を通して「教育力」を鍛えます。また基礎化学の分野で10年ほど蓄積したLMS( Learning Management System)の 資産を利用し、最新のLMSを使い、オンデマンド下の学習の進捗管理と補助法などを習得します。