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　7月15日（木）１３時15分からインスブルク大学 の上野那美博士による学際研究・課外セミナー講演が実施されました。物質化学専攻で実施されている「令和３年度国際的学士・修士育成のための国際横断グローバルプロジェクト」の一環として、近畿大学の卒業生でもある上野博士に海外での研究生活を含め、最先端の研究内容の講演が行われた。講演のタイトルは「非破壊分析手法を用いた林檎の長期冷蔵保存における品質管理法の開発～大学院生へのメッセージ：世界は結構面白い」で、分光分析を基盤にし、さらに「コンピュータービジョン」といわれる画像解析技術を用いたリンゴの品質管理研究についての新規性の高い分析化学研究について講演がなされた。また、終盤には大学院生に向けて、国際学会（国内開催のものも含めて）にどんどん出ていき、国内学会にはない楽しさや日本にない学問のトピックを見つけられることや、最近コロナ禍になり、かえって英語学習のハードルが下がっていることなどの話があった。