タンパク質の状態

モデル図 特徴
  構造 機能



・規則正しい構造を持つ。
 (揺らぎや小さい振動を除けば一つの構造しかない)
  ⇒ 結晶化が可能
  ⇒ X線結晶構造解析などにより構造決定が可能(PDB形式

・構造はコンパクトにまとまっている。
持つ
天然状態
(Native State)
(Folded State)



・部分的にランダムな構造。

・構造決定は困難。

・構造は天然状態よりも広がっている。

・変性する過程において速度論的に存在する。

・色々な意味で天然状態と変性状態の中間の状態
(ほとんど)
持たない
変性中間体
(Intermediate State)



・ランダムな構造(色々な構造がある。)
 壊れ程度が大 ⇒ ”ランダムコイル”という

・構造決定は困難

・構造は広がっている。

・温度、圧力、pH、溶媒などでそれぞれの変性状態になる。
持たない
変性状態
(Denatured State)
(Unfolded State)