アミノ酸と二次構造の関係


タンパク質を構成しているアミノ酸を統計的に調べると、
各アミノ酸の二次構造中に見られる頻度(P)を導くことが出来る。

頻度(P)が1より大きいほど、そのアミノ酸はその二次構造を形成する傾向があると言える。



P.Y. Chou & G.D. Fasmann, Adv. Enzymol, 47, 45 (1978)

αヘリックス 形成する傾向 Glu, Met, Ala, Leu
壊す傾向 Gly, Pro
βシート 形成する傾向 Val, Ile, Tyr
壊す傾向 Glu, Asp, Pro
折り返し 形成する傾向 Asn, Gly, Pro, Asp, Ser
壊す傾向 Ile, Val, Leu