活性化エネルギーの利用法

活性化エネルギーが決まると何かいいことがあるのだろうか?

アレニウスの式反応速度定数活性化エネルギー温度の関係式であるから

活性化エネルギーが決まれば、 異なる温度での反応速度が求まる

アレニウスの式より

したがって

両辺にlnをつけると

したがって

速度定数が3.7倍であるから、
同条件(同濃度)における反応速度は3.7倍になる。

アレニウスの式より

したがって

  

したがって、10℃上がると

反応速度は倍になる

☆この式からも分かるように、温度増加による反応速度の増加は
・Eaが大きいほど
・Tが小さいほど
大きくなる。