〜同一分子の場合〜

同一分子の場合、換算質量は

より

と表されるので

したがって衝突頻度は

と表される。

ここで、
σは衝突断面積、dは衝突直径であり、
分子の大きさだけでなく形によって決まる。

表 種々の分子の衝突断面積

衝突頻度は平均速度を代入すると

と変形できるので、温度の平方根に比例することが分かる。