二次反応(Second order reaction)

一つの成分が大過剰の場合([A]o<<[B]o)

複雑な計算式を簡単にするため、実験条件を変えた。

[A]o << [B]o なので [B] の変化は無視できる。

たとえば・・・
[A]o = 1
[B]o = 10000
の場合、

反応が起こってそれぞれ0.1だけ反応したとすると、
[A] = 0.9
[B] = 9999.9

Aの変化に比べるとBの変化は無視できるくらい小さい。

したがって

本当は二次反応であるが一次反応式で解析できることから、
この反応を擬一次反応という。

Ostwaldの分離法
ある成分を大過剰にすることにより、
反応次数を見かけ上減少させ、解析を容易にする方法。