反応断面積

反応のためには”分子の衝突”が大前提であるが”衝突する位置”も重要である。

アルキルエステルの加水分解反応(ケン化)の場合

アルキル鎖に衝突しても反応は始まらない

当たるだけではダメ! 当たるポイントが重要!!

したがって、
反応における実効的な断面積(反応断面積σ*)は
衝突における分子の大きさや形を反映する衝突断面積σ”分子の衝突のページ”参照)に
反応する部分の割合や角度を反映する立体因子Pを乗じて得られる。