変性の原因

○有機溶媒

タンパク質の安定性にもよるが(*)
一般にタンパク質は高pH(アリカリ性)と低pH(酸性)で変性をする。
リゾチームのように非常に安定なタンパク質はpH1でも変性しない。)

・高pHでの変性状態をアルカリ変性状態
・低pHでの変性状態を酸変性状態

・酸性領域では

  H+が増加するため、解離性アミノ酸の荷電状況が変化する。(解離性アミノ酸のページを参照)

酸性になると
負に帯電していたAspやGluが電荷が無くなり、 電荷のなかったHisやLysは正に帯電する。

その結果、
タンパク質の表面電荷は正に帯電し、 静電反発によって構造が壊れる。

・酸性領域では
  酸変性の逆