この速度で運動している分子の数がもっとも多いという速度 (確率が最大の速度)
ある質量(m)を持った分子のある速度における存在確率は Maxwell-Boltzmannの速度分布則 で表される。
この式を元に算出した二酸化炭素分子の300Kにおける速度分布を次に示す。
サンプルエクセル
最大確率を示す速度は極大値であるから
の時である。
を用いると、
したがって
v≠0より
ゆえに
となり、温度と分子量によって最大確率速度vPは決定する。