前駆平衡反応  pre-equilibrium reaction


反応内に平衡反応を含む反応

ただし
・C→D が十分に遅い必要がある (A+B→←Cの平衡が成り立つ必要があるので

つまり k1, k'1 >> k2


反応速度式を見てみると・・・

したがって

前駆平衡反応ではDの生成速度はAとBの二次反応のように表される

参考エクセル (k1=0.7, k'1=0.5, k2=0.003, [A]0=[B]0=1.0M)
二次反応の簡略化のためAとBの初濃度を等しくした。)

 Dの生成は平衡(A+B→←C、K=[C]/[A][B] = 1.4)を保ちながら進行している。