近畿大学 理工学部理学科化学コース 錯体化学研究室 日本語 english
  • 黒田孝義
  • スピンクロスオーバー錯体の構造と機能
  • 新規な単一分子磁石の開発と高機能化
  • ゲスト分子の吸脱着機能を有する機能性配位高分子
  • 伝導性金属錯体の開発
topics

錯体の可能性

遷移金属錯体は、中心金属イオンの配位構造の多様性に加えて、主に有機物からなる配位子との組み合わせによる多様性を有しており、自ずと多種多様な構造を有しています。それらの中で、架橋配位子により構築される錯体ポリマーは構造的興味のみならず、その機能発現に対する期待も含めて、最近急速に進展しつつある分野です。我々の研究室では、磁性、伝導性、誘電特性などの特異的な機能を有する新規な多核錯体や錯体ポリマー化合物(配位高分子)の合成と構造解析を行い、それらの機能発現についての研究を進めています。それらはいわゆる双安定性を有するもので、メモリー材料、スイッチング素子やセンサーとしての応用が期待されています。また、最近では薄膜太陽電池や電界効果トランジスタ(FET)など光電子デバイスへの展開も行っています。

 
最新情報
  • 2015年5月21日 メンバー紹介、過去の卒業生一覧のページを更新しました。
  • 2013年12月19日 過去の卒業生一覧のページを更新しました。
  • 2013年12月5日 研究内容、メンバー紹介、論文のページを更新しました。
  • 2008年5月1日 メンバー紹介のページを更新しました。新しいメンバーが追加されています。
  • 2008年3月3日 本研究室のホームページをリニューアルしました。