*** 分光器アンティーク ***


1. 真空紫外分光器(1972年製)

JASCO VUV-1C
焦点距離 f = 450 cm, 瀬谷−波岡型
刻線密度 1200 G/mm, blazed @150 nm
波長領域 105 – 360 nm
分解能 0.2 nm
光源 真空紫外光源ユニット(L10366)
検出器 光電子増倍管(R1259, R1220, R106)
真空排気系 ターボ分子ポンプ(PT-150, 10-4 Pa)
現在の用途 電子吸収スペクトル測定
測定例 炭素クラスターの電子吸収スペクトル

2. 可視分光器(1987年製)

SPEX Model 1403
焦点距離 f = 850 cm, double monochromator
刻線密度 1800 G/mm, blazed @500 nm(×2)
分解能 0.005 nm(~ 0.2 cm-1 @500 nm)
光源 He-Neレーザー(LGK 7665 P18, 632.8 nm)
検出器 CCD (PI 1100×333 pixels, ST138)
現在の用途 ラマン分光、発光スペクトル測定
測定例 四塩化炭素のラマンスペクトル

3. 紫外分光器

McPherson Model 209
焦点距離 f = 1.33 m, Czerny-Turner design
刻線密度 1200 G/mm, blazed @300 nm
分解能 0.01 nm @313.1 nm
光源 波長可変ナノ秒パルスレーザー(VersaScan OPO/SHG/SFG)
検出器 ICCD (PI 1024×256 pixels, ST138S)
現在の用途 紫外共鳴ラマン分光(溶液)
測定例 ポリイン分子の紫外共鳴ラマンスペクトル