本文へスキップ

Chemistry course, Department of Science, Faculty of Science and Engineering, Kindai University

分光物性での卒業研究を希望する学生へadmission

分光物性化学研究室での卒業研究テーマ

研究室メンバーのページに卒業生または現役生が行った過去の卒業研究のテーマがあるように、全員が新しいテーマを持って研究に取り組みます。このように、テーマはそれぞれ違いますが次の共通点を持ちます。

  • 研究室の進め方(卒業研究の進め方のpdfへのリンク)に沿って分光測定、報告会、勉強会を行います
  • 実験は再現性を重視し、誰もが同じ方法を行えば、同じ結果が得られることを目指します。(実験の注意点のpdfへのリンク
  • スペクトルの結果と量子化学的理論を関連付け、得られた変化の原因・原理を追求します。

卒業研究の進め方

 1月〜3月 仮配属後、現在の4回生および大学院生の指導を受けて、以下の習得を目指します
  • 溶液の調整 ---正確な溶液の作製方法を学び、同じ溶液が何度でも作れるようになる。
  • スペクトルの再現性---同じ実験を行った時に同じ結果が得られるか、また同じ実験を行った時の分散はどれぐらいかを見積もる
 4月〜9月  卒業研究の本格スタート
  • 4月下旬〜5月初旬に卒業研究テーマの決定
  • テーマに沿って様々なスペクトルの測定を行う
  • たくさんのスペクトルを測定し、面白いスペクトルの変化を探す
  • 8月 夏合宿(分析化学会近畿支部)でポスター発表
  • 夏合宿で得られた課題を追及して中間報告をまとめる
  • 大学院を目指す学生は1か月の勉強期間で集中して試験対策をする
 10月〜12月  中間報告〜その後の進展
  • 10月 中間報告
  • 中間報告で得られた課題、「面白い変化」の原因追究
  • 卒研ゼミナールで3回生に対して自分の研究を話す
 1月〜2月  卒業研究発表へ向けて研究をまとめ上げる
  • より深い考察を目指して、卒業研究を深める
 3月  卒業研究論文執筆

卒業研究における勉強会

実験とともに分光物性化学研究室では週に2回勉強会を実施する。この時間は無断欠席厳禁。何かやむを得ない理由があるときのみ、その理由とともに連絡すること。
  1. 英語で分光学の勉強をする。G.M. Barrow "Introduction to Molecular Spectroscopy," McGraw-Hill (1962) 
  2. 自分の研究をみんなに説明し相談する
それぞれ、構造物理化学研究室と合同で行うこともある。

研究室での役割分担

卒研生は以下の研究室の役割を担います。
  • セミナーの準備、CRISの登録
  • イベントごとにおける研究室内・外への連絡
  • 研究室の備品(お茶、お菓子等)の管理と補充
  • 写真係(イベントでの様子を写真に撮る)


近畿大学 分光物性化学研究室(森澤グループ)

〒577-8502
大阪府東大阪市小若江3−4−1

TEL