独自に開発した減衰全反射遠紫外分光法を用いて、他ではできなかった凝縮相の電子状態の研究を行っています。
120-200 nmの遠紫外(Far-ultraviolet, FUV)領域には、分子の価電子に関する遷移吸収が観測される。しかし、FUV領域は光の吸収が著しく強く、主に気体の電子状態を調べるのに使われてきた。凝縮相に対してはスペクトル測定が困難であったため、FUV分光は基礎研究はもとより、応用もほとんど見当たらない状態であった。
独自に開発した減衰全反射遠紫外分光法は、通常は測定が困難なこの領域のスペクトルを、簡便にそして、再現性良く測定することができる。これを用いて、FUV領域における凝縮相でのスペクトルの簡便な測定を可能にし、そのFUV分光法の基礎研究を進め、さらに応用分野を切り拓くために、減衰全反射(ATR)-FUV分光装置を開をおこなっている。
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