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　環境調和型合成法として、近年、電気エネルギーを用いた分子変換に注目が集まっています。松本 准教授と若林 教授は以前より化学コース内共同研究として（近畿大学・研究コア⑤−02「分子の挙動に学ぶグローバルな未来行動哲学」、代表：若林知成 教授）、電気を用いた有機合成と分光法のシナジーによる新領域開拓の共同研究を実施しています。その一環として、不安定な有機活性種の低温モニタリング法の開発に成功しています。今回この研究成果を含む内容について、分担執筆として参画した書籍が出版されます。

【第Ⅱ編　合成手法・応用】 「第7章　電解発生活性種を利用する有機電解合成」

松本浩一，若林知成

書籍タイトル「有機電解合成の新潮流」New Frontiers in Organic Electrosynthesis

監修：淵上寿雄，跡部真人，稲木信介 ISBN: 978-4-7813-1626-0 発行日：2021年11月25日予定

シーエムシー出版

Web page 　https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=8453